木質空間を実現するWOOD FLOOR UNIT 3.2:MEC Industry株式会社

~本物の「木」を感じる空間づくり~

地域の森林を未来へつなぐ、サステナブルな活動。

三菱地所グループの1社であるMEC Industry株式会社は、国産木材の活用推進を目的として2020年に設立されました。国産材の活用だけではなく、建築業界の資材高騰や労働力不足、SDGsの達成といった社会課題の解決にも貢献するため、安価かつ簡易に木質空間を実現する「新建材」を提供しています。都市部での木材活用を促し、森林には適正な森林循環を生み出す「まちともりの架け橋」としての役割を果たしていきます。

意匠性と快適性で空間価値を高め、心地よい空間に。

WOOD FLOOR UNIT 3.2(以下、本製品)は、従来のOAフロアに代わり、国産木材を活用した自然素材のOAフロアです。注目の建材「CLT」を空間の意匠として構造体である木を露出させる仕上げにすることで、質感を活かしながらもメンテナンスしやすいコーティング剤を採用。木目や手触り、さらには豊かな香りなど、空間全体を木の自然な空気感で満たします。配線機能や点検性などOAフロアとしての性能はそのままに、天然木ならではの木目や色合いが空間に優しい風合いと心地よさをもたらし、一般的なOAフロアとは異なる質感と快適性が、働く人の満足度や集中力の向上にもつながります。本製品は、カーペットを貼らず、パネル自体が仕上げ材としても機能するように、表面に金物が見えない特殊な接合を行っています。

みなさまの「足元」から、地球によいことを。

本製品を100m2使用した場合、約3.2tもの高い炭素固定効果が期待されます。採用いただくことで、木のぬくもりを感じる空間づくりだけではなく、地球環境への貢献活動にも寄与できるのが大きなメリットです。また、見た目だけではなく施工性にもこだわり、天然木のパネルがそのまま仕上げ材になる簡単施工としています。流通品に劣らない簡単施工を実現し、建築業界における職人不足といった社会課題解決の一助となることも目指しています。すでに複数の現場で採用が進んでおり、木質空間を求める現代のニーズに応えるOAフロアとして、今後さらなる展開が期待されています。
※建築に木材を使用することは、炭素を長期にわたって閉じ込める役割を果たし、地球温暖化の抑制に寄与します。t=54mm(5000N)仕様の場合のCO2換算。林野庁:企業による森林づくり・木材利用の二酸化炭素吸収・固定量の「見える化」ガイドラインより、三菱地所の試算による。

用途に応じたスペックやオプションをご用意しています。

オフィス利用にぴったりの44mm(3,000N)仕様と、機械などの重量物を使用する場合にも対応できる54mm(5,000N)の2つの仕様をご用意しています。アップコンセントやOAタップなどの設備パネルや、飲食スペース等の採用で細かなゴミがパネル間に入ってしまうのを防ぐ目地材加工も対応。さらに、自然な木の表情はそのままに、色彩で表情豊かな仕上がりにする「着色塗装」や木の持つ柔らかさや温かみを最大限に発揮し、贅沢で上質な空間に仕上げる「なぐり加工」など、入居するみなさまを魅了する仕上げも提供します。

導入までのステップ

  1. STEP1

    ヒアリング・ご提案

    空間の用途や採用予定面積などをヒアリングし、仕様などをご提案させていただきます。ご要望に応じて、設置済み物件や工場の見学も対応いたします。

  2. STEP2

    お見積り・ご契約

    仕様・面積の確定後にお見積りをご提出させていただいたのち、ご契約となります。お見積りは無料で承りますのでご安心ください。

  3. STEP3

    設置工事

    材料のみの販売、材工での販売、どちらも対応可能です。
    ※150㎡未満の場合は材料のみの販売となります点、ご了承ください。

  4. STEP4

    アフターケア

    通常のメンテナンスは水拭きと専用コーティング剤のモップ掛けだけ。蓄積汚れや傷はポリッシャー洗浄や研磨によりきれいに再生します。

One Point Comment

奥川 洋平、福田 咲絵MEC Industry株式会社
営業部

2030年のカーボンニュートラルの実現に向け、オフィスの木質化に対するニーズが年々増加しています。当社では、国産木材を活用した「新建材」で、安価かつ簡易に木質空間を実現するお手伝いをしています。本物の「木」のある空間づくりを通して、企業のみなさまと地球にやさしい提案を行っていきます。企業さまごとに、木質化を進めたい環境は異なりますので、まずはお気軽にご要望をお聞かせください。

PAGE TOP