トピックス

2026.2.20

【掲載会社インタビュー】日本たばこ産業株式会社

誰にとっても心地よい空間を目指して

==============================

喫煙を取り巻く環境が大きく変化するなか、職場や施設における分煙は、多くの企業様にとって重要なテーマとなっています。たばこを吸う人と吸わない人の双方が心地よく過ごせる分煙環境づくりを支援する日本たばこ産業株式会社(以下、JT)。同社で全国の分煙コンサルティングを手がける大江さんに、サービスが生まれた背景や、分煙を「仕組み」として整えることの重要性について伺いました。

時代とともに進化する、分煙コンサルティングのかたち

==============================

― 分煙コンサルティングサービス立ち上げ当初と現在で、どのような変化を感じていますか?

2020年の改正健康増進法施行をきっかけに、「望まない受動喫煙をなくしたい」「たばこを吸う人と吸わない人が共存できる環境を整えたい」といったニーズが急速に高まりました。当時は、法改正への対応方法が分からず、不安を抱える企業様も多かった印象です。

その影響もあり、分煙に関するお問い合わせは大幅に増加し、多い年には年間9,000件以上の分煙コンサルティングを実施しました。累計では、既に約5万件 にのぼる実績があります。

最近では、オフィス専有部を中心としたご相談が増えています。働き方改革やウェルビーイングへの関心の高まりなど、オフィスを取り巻く価値観の変化が、分煙をあらためて見直すきっかけになっていると感じます。

― 分煙コンサルティングサービスの内容を教えてください。

すでに喫煙室を設置している企業様から多く寄せられるのが、「喫煙室からのにおい漏れや衣服へのにおい移り」に関するご相談です。JTでは実際に現地を訪問し、風速測定や排気設備の確認を行いながら、原因を丁寧に特定していきます。

調査結果をもとに、企業様のご予算や運用状況に応じた改善プランをご提案できる点が特徴です。また、最近はウェルビーイングや生産性・効率性の観点から新たに喫煙室の設置を検討している企業様からのご相談も増えてきています。そのような企業様には、導入しやすく、におい残りを抑えた「分煙ブース」の提案をする機会が多いです。

分煙コンサルティング自体は無償で実施しており、企業様にご負担いただくのは設備導入費用のみです。改善後もお困りごとが発生した際は、その都度お気軽にご相談いただけますし、お困りごとの内容によっては、各種ツールのサンプル提供などのアフターフォローを行っているため、安心してご利用いただけます。

―サービスの強みを教えてください

これまでに非常に多くの事例を手がけてきたからこそ、他社事例を踏まえた的確なアドバイスができる点が、私たちの強みです。「このケースではこうした工夫が効果的だった」といった具体的なお話ができるのは、現場を数多く見てきたからだと思います。

また、実地調査を行ってからおおよそ2週間程度でご提案が可能なため、スピーディーに対応できる点も評価いただいています。企業様ごとの状況に寄り添いながら、無理のない分煙環境づくりを支援していきたいですね。

誰にとっても心地よい分煙環境を目指して

==========================================

― JTが大切にしている価値観は、サービスのどのような点に反映されていますか?
私たちが何より大切にしているのは、たばこを吸う人も吸わない人も、どちらも心地よく過ごせる環境をつくることです。喫煙環境やその課題は企業様ごとにまったく異なるため、画一的な答えを押し付けるのではなく、幅広い選択肢の中から最適な支援ができるよう心がけています。

分煙の課題や状態は実に様々で、「これが正解」というソリューションはありません。だからこそ、企業様や従業員の皆さま一人ひとりに寄り添いながら、個別にアプローチしていくことを重視しています。

また近年、たばこを吸う方の間で加熱式たばこの利用が広がる一方、紙巻たばこの使用も引き続き一定の存在感を保っています。たばこを吸う人と吸わない人の関係だけでなく、たばこを吸う人たちの中でも加熱式たばこと紙巻たばこの分煙をどう進めるかという新たな課題が生まれています。そうした背景もあり、喫煙環境に悩みを抱える企業様の「相談窓口」として、気軽に分煙コンサルティングサービスを活用していただきたいと考えています。

―たばこを吸わない方への説明や社内合意形成では、どのような工夫をされていますか?
たばこを吸わない方々から多く挙がる懸念が「臭気」ですが、これを数値で示すことは難しく、完全にゼロにするのも現実的ではありません。そのため合意形成においては、適切に整備された喫煙室があることで、望まない受動喫煙の防止に効果があることを丁寧に説明しています。また、喫煙環境が整うことで離席時間の短縮につながり、その結果として作業効率が向上する等という副次的効果が期待できることも併せてお伝えしています。様々な企業様の課題を解決してきたという実績が豊富なJTだからこそ、こうした懸念に対して具体的な解決策をご提案できる点も強みです。

­― 今後の挑戦や取り組みについて教えてください。フリーアドレス導入やウェルビーイング志向の高まりなど、オフィス環境は大きく変化しています。そうした中で、喫煙室環境においてもオフィス環境に合わせた対応が必要になると思っています。

最近では、喫煙室を単なる喫煙の場ではなく、「休憩の場」として捉える企業様もいらっしゃいます。既存の喫煙室をリニューアルし、分煙ブースなどを活用することでたばこを吸わない方も安心してくつろげるスペースを導入し、たばこを吸う人も吸わない人も快適に使える休憩室とするようなケースも見られます。

今後も、たばこを吸う人・吸わない人のどちらにとっても受け入れやすい、快適な環境づくりを支援していくとともに喫煙室については特に検討していない企業様に対しても、従業員の喫煙に関する課題に寄り添えるパートナーでありたいと考えています。どの企業様でも、喫煙に関する課題が顕在化していないように見えても、私たちとお話しする中で潜在的な問題が見えてくることがあります。そうした課題を一つひとつ丁寧に解決していくことが、結果的に職場満足度の向上につながり、ひいては企業価値の向上にも寄与すると考えています。

これからも、そうした価値をお届けできるよう、取り組みを続けていきたいと思っています。

―本日は、ありがとうございました。

日本たばこ産業株式会社 社会環境推進室

大江 朱直子 様

入居の窓口サイトはコチラ

PAGE TOP