空間づくりの未来を描く
–建築の枠を超えたプロ集団・ワークスワークスの挑戦-
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商業施設、オフィス、住宅など、あらゆる空間づくりをワンストップで手がける建築系サービス企業「ワークスワークス」。設計・施工はもちろん、土地やテナント探しからプロジェクトを始動できる柔軟な対応力を強みに、スピードとコストを両立させたサービスを提供しています。そんな“空間づくりのプロ集団”へと成長を遂げた背景や、実際のプロジェクト事例について、代表取締役副社長 兼 エンジニアリング事業本部長の村上さんにお話を伺いました。
多角的な提案力と、ローコストかつ高品質の空間づくり
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―御社の魅力と強みを教えてください。
ワークスワークスの最大の強みは、内装施工にとどまらず、小規模建築を基礎から手がけられる対応力にあります。宅建士、設計士、現場経験者など、専門性の高い人材が揃っており、予算・スケジュール・イメージを的確に提示することで、理想の空間をスピーディーに実現しています。
特に、マンションのモデルルームづくりで培ったノウハウは、快適性と効率性を兼ね備えた空間設計に活かされており、住宅の居心地の良さと商業空間の華やかさを融合させたオフィスづくりは、他社ではあまり見られない、ワークスワークスならではの“ハイブリッド提案”として高く評価されています。
合併を経て生まれた“プロ集団”としての進化
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―御社は複数の企業が合併して誕生されていますが、統合によって生まれたシナジーや課題についてお聞かせください。
ワークスワークスのルーツは、明治安田生命の子会社として建築資産の管理を担っていた企業にあります。かつては親会社からのオーダーに応えることが主な業務であり、限られた範囲での建築対応が中心でしたが、100%子会社ではなくなったことを契機に、自主的に提案することが求められるようになりました。そこで企業としての自立と成長を目指し、自社の未来を見据えたM&Aを積極的に展開してまいりました。
このM&A戦略により、設計・施工・営業・企画など多様な専門性を持つ人材が集まり、社内の対応力が大きく向上しました。これまで手が届かなかった領域にも挑戦できるようになり、営業先の幅も広がりました。 社内では、異なる企業文化を持つメンバー同士が積極的に交流し、ノウハウの共有や新しいアイデアの創出が進んでいます。もちろん、文化の違いによるすれ違いやコミュニケーションの難しさもありましたが、それを乗り越えて築かれた“柔軟な提案力”こそが、現在のワークスワークスの大きな強みとなっています。
多様な視点を持つ人材が集まることで、従来の枠にとらわれない発想や、より現場に寄り添った提案が可能になり、クライアントの満足度や信頼に繋がっています。ワークスワークスは、単なる建築会社ではなく、空間づくりを通じて企業や人の未来を支える“パートナー”として、進化を続けています。
実例に見る、複合的なプロジェクトの力
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―貴社ホームページ内では社長が多様化が進む昨今、空間づくりにおいて「常識の枠を超えた新たな価値の創造」が求められているとおっしゃられていましたが、この言葉を体現された印象深いプロジェクト等があれば教えてください。
ある企業様から、オフィスのエントランス部分のリニューアルをご相談いただいたのが始まりでした。背景には、ロボット導入による人材不足の解消という先進的な取り組みがあり、企業としての新たな一歩を象徴する空間づくりが求められていました。
――最初は小範囲のご相談だったそうですね。
はい、当初はエントランス周辺のデザインと施工の提案という、比較的限定的な範囲でのご相談でした。しかし、企業様のヒアリングを重ねる中で、「エントランスは会社の顔であるだけでなく、訪れた瞬間に企業スピリットを感じられる空間にしたい」という強い想いがあることがわかりました。
――その想いにどう応えたのでしょうか?
お客様の理想を形にするために、私たちは試行錯誤を重ねました。そして、依頼された空間に限らず区画全体を見ていた時、エントランス横に企業の価値観や理念を体感できるショールームコーナーを併設するという提案に至りました。単なるデザインではなく、空間全体が企業のストーリーを語るような構成にすることで、非常にご満足いただける仕上がりとなりました。
――プロジェクト成功の鍵は何だったと思いますか?
「お客様の頭の中にある理想や希望を、具現化すること」——これが最も重要だと考えています。そのためには、設計と施工の両方に精通した“二刀流”の人材が対応することが不可欠です。大規模なプロジェクトほど難易度は上がりますが、二刀流の人材がいることで、お客様の細かなご要望にもスピーディーに対応できると考えています。
――社内でもその体制づくりを進めているのですね。
はい、少しずつではありますが、二刀流人材の育成を進めています。社内でも互いに切磋琢磨しながら、知識とスキルを高めているところです。今後も、お客様の理想を超える空間づくりを目指して、挑戦を続けていきたいと思っています。
―今後の展望について教えてください。
現在は、拡大した事業領域をブラッシュアップするフェーズにあると感じています。ワンストップ対応に強みを持つ事業部を中心に、技量の底上げを図り、更なる社員同士の交流を強化していこうと考えています。
今後は、さらなる明確なビジョンのもと、ワークライフバランスの整理を進め、働き手が安心して力を発揮できる環境づくりにも注力してまいります。
―本日は、ありがとうございました。
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株式会社ワークスワークス
代表取締役副社長兼エンジニアリング事業本部長
村上 厚資 様
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