ビル管理はビルに常駐して、日々発生するさまざまな出来事に対応する仕事です。毎日、本当にいろいろな事が起こります。照明など電気設備のトラブル、空調の故障、あるいはトイレの詰まりなどと多岐にわたりますし、テナント様の要望やクレームもいろいろ。ビル管理においては、何らかのトラブルは必ず起こります。空調はいつか故障するしトイレは詰まるわけです。専門知識や対応力が必要になるのはもちろんですが、お客さま(テナント)の立場に立って誠心誠意対応する、これに尽きます。そうやっていくうちに、テナント様と私たちの信頼関係が生まれていくんです。
もともとは電気工事が専門ですが、この会社に入ったとたん、自分の領域がいっきに広がった感があります。ここでは、ひとつの専門だけではやっていけないし、すぐ協力会社に丸投げしてしまうなんてもってのほか。現場の技術員はそれぞれ得意分野があるんですが、お互いに知識を教えあって、専門外の分野でも高いレベルで対応できるようにする。テナント様の立場からすれば、相談した担当者に『電気はわかりますが、水道は専門外なんで…』なんて言われたら、困りますよね。それは管理側の都合であって、テナント様の気持ちを無視することになります。だから、ここで必要なのは広く浅くではなく、広く深くなんです。
他の会社なら、専門業者に任せてしまうような管理の仕事も、ある程度自社でやってしまいます。そうすることで、ビルの構造の隅々まで理解でき、テナント様へのサービス向上や、要望に対するレスポンスを早くすることができます。職種でも、営業とか管理とか技術という境界を意識することはありません。縦割りだとどうしても対応が遅くなったりしますから。当社の場合は、問題が起こったら、他のビルの事例とか、他の部署から解決方法がすぐに出てきます。技術部に膨大なノウハウが蓄積されていますから、「あの物件ではこう解決した」とか、誰かがすぐ教えてくれる。チームワークが強いから、レスポンスもさらに上がり、テナント様の満足度も上がる。物件の価値を高める基礎ができているということですね。







